今年還暦、60代に入ったわけですが、あまり自覚がない、と書きました。
たしかに精神的には自覚ないんですが、身体的にはいろいろ増えてきたな、と感じます。
毎日爽快に起きられた朝はもう何年もない気がします。
60代、心地よく起きられる朝は、ない
若い頃からあまり朝が得意ではなかったわたしなので、朝パッと目覚めるとか、「うーん、気持ちいい朝!」とすぐ行動できたことがないです。
若い頃もそうですが、いまも「もう朝か。。もう少し寝ていたい。。」と思うことのほうが多い。
50代過ぎてからますますパッと起きることがむずかしくなりました。
40代になってから膝、とくに左膝を亜脱臼してしまうことが増えて、いまでは膝から下、下腿の重みでカンタンにはずれます^^;
関節なのか靭帯なのか、とにかくゆるくなってきていることは確かで、ぐっと強く膝を折り曲げたり畳の上で正座、そして女座りと呼ばれる座り方、つまり内股にすると一瞬で亜脱臼。
寝るときも寝返りをうつとはずれることが増えたので、気を使いながら寝ることが増えました。
朝の寝起きの悪さや膝もそう、食べるときも歯が悪くなっているので硬いものを噛むことに躊躇することがあります。
口いっぱいにほおばるとか、まずありえなくなってしまった。
飲み込みも少しずつでないとむせることが増えた^^;
お腹をすぐ壊す、冷たいもの以外でも。脂の多い焼き肉とかてきめんです。好きなのに。
目も左目に飛蚊症のような症状が出ているし、老眼だけでなく乱視と近視が混ざって、いま見えているのはもうクリアな世界ではない。
手指は何かをつかむとかつまむがコントロールしにくくなってものをよく落とす。
そしてよくなにかにぶつかったりと空間認識が薄れてきてる。
身体だけでなく深夜まで起きていることがしんどいです。
夜、飲みに行くなんてことももうまったくなくなりました。
家の近所にいいかんじの飲み屋さんとかあれば行きたいけれど、いま住んでいる近くにそんな店はないです。
友人と会うときは自然とランチタイム。
たまにはライブなど夜の催しに行ってみたいですが、しょっちゅう行くのはむずかしい、行くとしても年に1、2回。
60代に入った自覚はなくてもやっぱりいろいろ
何歳から身体の衰えを感じ始めたかというと、わたしの場合は50代に入ってからです。
それまではなかった、なんなら50代前半までいろんなことがありすぎた。
あげればキリがないですが、いまのところは注意していれば、えいっと気合い入れればわりとどこでも行ける。
思うように歩けなくなったり目や耳がまったく見えなくならないかぎりは出かけて行ける。
着飾ることはないけどちょっとしたときにはしゃきっと着こなして出かけたい。
そのためにパーソナルトレーニングを受けているのですが^^;
それでも50代までのほとんど痛みも不都合も感じなかったあの頃に比べるとどうしても出かけることに引っ込み思案になります。
70代の知り合いいわく、「そんなもんじゃないわよ」だそうです^^;まだまだこれからなんですかね。
60代に入った自覚はなくてもちょっとしたふんばりがきかなかったりすると「ああ、やっぱり」と思ったりするようになりました。
だからといって、それが嫌だとかツライとはまだ思わない。
そんなもんだ、60年も身体を使っていれば車も故障するようにいろんなことがある、と今のところは割り切れています。
朝、シャキっと起きれなくてもゆるゆると起き上がればそのあとは少しずつ行動できる。
若い頃、あれもこれもいっぺんにこなせたけれど今は無理。
あわてたり急ぐと全部失敗しそうだから、ひとつずつゆっくりやる、時間はある。
60年の年月を経た自覚がなくても、長くつきあってきた自分の身体と折り合いをつけながら休みながら暮らすのも悪くない。まだ、そう思える年齢です。
毎日の暮らし、vlogでつづっています。