2026年10月18日、宅地建物取引士(宅建士)の試験を受けてきました。
8月に入ってから、ふと思い立って始めた宅建の勉強。
試験まで約2か月半という、かなり無謀な挑戦でしたが、なんとか最後までたどり着くことができました。
試験を終えた今、感じていることを少し書いてみようと思います。
62歳、思いつきから始まった宅建への挑戦
そもそも、どうして62歳になって宅建試験を受けようと思ったのか。
以前から不動産には興味がありました。
土地を探して家を建てた経験もありますし、これからの暮らし方を考えるうえでも、不動産の知識があれば役に立つのではないかと思っていました。
それに、もし資格を取得できたら、今までとは違う働き方ができるかもしれない。
そんな気持ちもありました。
とはいえ、試験まで残り2か月半。
普通なら来年の受験を考えるところですが、思い立ったらやってみたくなる性格です^^;
とりあえず今年受けてみよう。
そんな軽い気持ちから始まりました。
60代になってからの勉強は想像以上に大変だった
宅建の勉強を始めて、まず感じたのは、その難しさでした。
法律の勉強はほぼ初めて。
聞き慣れない言葉ばかりで、テキストを読んでもなかなか頭に入りません。
何度も過去問題を解いてみましたが、以前できた問題がまた解けなくなる。
覚えたつもりでも、数日経つと忘れている。
そんなことの繰り返しでした。
44歳のとき、作業療法士になるために専門学校に入り、4年間勉強した経験があります。
その頃も国家試験に向けてかなり勉強しましたが、今回は勝手が違いました。
集中力が長く続かないこと。
そして何より、長時間文字を読み続けることが難しくなっていたこと。
若い頃のようにはいかないんだなぁ、と実感する毎日でした。
それでも、昨日わからなかったことが今日は理解できる。
そんな小さな進歩がうれしくて、なんとか勉強を続けることができました。
宅建試験当日、圧倒的に時間が足りなかった
そして迎えた10月18日。
実際に試験を受けてみて、一番強く感じたこと。
それは、とにかく時間が足りなかったということでした。
宅建試験は50問を2時間で解かなければなりません。
問題文を読み、選択肢をひとつずつ確認して正解を選ぶ。
勉強しているときから時間がかかることはわかっていましたが、本番では想像以上でした。
問題を読んでいても集中が続かず、何度も読み直すこともありました。
そして、時間だけがどんどん過ぎていく。
最後のほうは、問題文を十分に読む余裕もなくなってしまいました。
とにかく解答欄を埋めなければ、と必死でした。
試験が終わったときは、疲れ切っていました。
そして、悔しかった。
もう少し時間があったら。
もう少し落ち着いて問題を読めていたら。
そんな気持ちが残りました。
自己採点はしないことにしました
試験が終わると、各資格学校などから解答速報が出ます。
自己採点をすれば、おおよその結果はわかると思います。
でも、わたしは自己採点をしないことにしました。
もうしばらく、問題を見たくない。
それが正直な気持ちです^^;
ここまで勉強してきたのだから、結果が気にならないわけではありません。
でも、いまさら何をしても結果は変わりません。
11月末の合格発表まで、宅建のことは忘れて過ごそうと思っています。
結果がどうであれ、そのときにまた考えればいい。
そう思うことにしました。
試験が終わって、やりたいことがたくさん
8月から約2か月半。
この間、勉強を優先していたので、やりたいことをいろいろ後回しにしていました。
旅行にも行きたいし、友人にも会いたい。
お休みしていた習い事も再開したいと思っています。
そして、以前から興味を持っていた軽キャンピングカー。
まずはレンタルして、夫婦で車中泊を体験してみる予定です。
見られなかったドラマや映画もありますし、ゆっくり本も読みたい。
そう考えると、やりたいことが次から次へと出てきます。
秋から冬にかけては、わたしの大好きな季節。
これからは少しゆっくりと、自分の時間を楽しみたいと思います。
60代、挑戦してみてよかったと思う
今回、宅建試験に挑戦してみて、改めて感じたことがあります。
新しいことを学ぶのは、年齢を重ねるほど大変になるのかもしれません。
覚えるのにも時間がかかるし、体力や集中力も若い頃とは違います。
でも、だからといって、何もできなくなるわけではありません。
わからなかったことが理解できる喜び。
知らなかった世界を知る楽しさ。
そういうものは、いくつになっても変わらないのだと思います。
もちろん、試験に合格できたらうれしい。
でも今回の挑戦は、合格することだけがすべてではなかったような気もしています。
62歳の夏、ふと思いついて始めた勉強。
大変だったけれど、やってみてよかった。
いまはそう思っています。
そして、これからも興味を持ったことには挑戦してみたい。
人生、まだまだ知らないことがたくさんあります。
しばらくは勉強から離れて、秋を楽しむことにします(^^)

