両親とは離れて暮らしています。
父も母も80歳を過ぎました、身体はさすがに弱ってきているけれど大きな病気もなく、いまのところ元気で暮らせているようです。
母が見つけた商品は 50代セミリタイア主婦の家庭事情
前回、わたしの両親、特に母親からはあまりお金の管理や殖やし方を教わっていない、と書きました。
母親はあまり多くを語りたがらず、「こういうやり方でお金殖やしたりしてる」と少し話すのみ。
くわしく聞こうとしてもあまり教えてくれませんでした。
手とり足とり教えるのが苦手なタイプ、ということもあるけれど、あとは自分で調べなさい、と言われることが多かった。
昨年だったか、母がちょうど80歳になったとき、電話がかかってきて、「〇〇銀行からそちらに電話が来るから出てくれない?」と言われたのです。
民間の介護保険に入ろうとしているが、80歳を過ぎたら誰かひとり親族の承認が必要なので、わたしが電話で担当者と話さなければならないとのこと。
民間の介護保険。
どうやら一時金?も出て、要介護2以上の判定が出たら保険金が受け取れる、というような保険でした。
いま、要介護2以上の判定が出るってかなりハードルが高いはず。
日常生活が不自由な片麻痺のひとでも要介護から要支援になったりしています。
しかも、介護保険なのになぜ銀行で扱われているのか?
〇〇銀行のひとからひととおり話は聞いたけれど、いったん電話を切って母とよく話し、介護保険加入の話はなくなりました。
国の介護保険があるのにさらに民間の介護保険、必要あるだろうか。
母は、一時金が出るし保険金もおりる、積み立てたお金が無駄にならないと思って入ろうとしたようです。
両親とのコミュニケーションがむずかしくなっている 50代セミリタイア主婦の家庭事情
金融商品を購入する、保険に入るときなど、以前はよくよく考えていた母親だったと思いますが、だんだん様子が変わってきているように思います。
養っている家族がいる場合、保険は必要かもしれないけれど、両親二人だけの暮らし、民間の保険はもう必要ないはず。
何かあっても大丈夫なように備えているのじゃないかと思っているんですが、いくら資産があるかなどはわたしたち子供にさえ話そうとしないのでなんとも言えません。
実家の家はどうするつもりなのかなど、いわゆる終活のことを両親に聞いてみてもかえって逆ギレしたりこじれたり。
わたしと弟とでどうするか決めてくれ、などと言う始末。じゃあ、と思って意見すると「うん」とは絶対言わないのですよね。
認知症ではないけれど、うちの両親は高齢になってますます話がスムーズに運ばなくなっています。
どうやら両親二人とも、まだまだ元気、高齢者扱いされるのはイヤ、という感じです^^;
いつまでも若い気持ちでいるのはいいことなんですが、私たちとしてはいざというときのことも考えていてほしい。
誰か第三者に入ってもらうのがいいんでしょうね。
両親に何かあったときは弟よりわたしのほうに話が来そうです。覚悟はしているのですが。