「好き」より「得意」を仕事にすべき?

 

【紆余曲折】好きなことで生きること、続けること

55歳でセミリタイアして5年。

これからは好きなことを仕事にしよう!

そう思ってやってきたけれど、振り返るとほんとうにそうなのか?

いや、かならずしも好きなことだけじゃないよね。。

ある日、Xでたまたま「セミリタイア、FIREするなら、好きより得意を仕事にするのがよい」というポストを見かけました。

好きなことを仕事に それは正しいのか

好きなことを仕事にしているか?と問われたら、もちろんそうだ、と答えるでしょう。

でも、「それって一番に好きなことですか?」と聞かれたらそうではない。

いまの仕事は好きではあるけれど、一番したい、ライフワークとしている園芸療法をメインの仕事としてはいません。

園芸療法を行うことさえ少なくなっています。

 

いまはおもにお庭のデザインを請け負っていますが、それは一番に好きなことではありません。

一番ではないけれど好きなことではある。

庭のデザインはいままでの知識や技術をいかせるし考えるのは好き、お客様とやり取りするのもいままでの仕事でつちかってきたこと。

「得意なことを仕事とするとよい」というXのポストに近い状態かもしれません。

正確には、「好きだし得意なこと」かな、と思っています。

 

いまはほんとうに少ししかご注文お受けしていないのですが、お庭のデザインをする際、いつもワクワク、楽しみに仕事をしているか、と言われると正直、そうではないこともあります。

アイデアにつまってなかなか進めないときもある。

お客様とのやりとりに立ち止まってしまうこともある。

好きなことと得意なこと どっちを仕事に

このお仕事も5年めに入ります。

「得意」だけではない、やっぱり「好き」じゃないと続かなかっただろうなと感じます。

「大得意」でなくても「好き」という、情熱に近い感情があれば突破できる場面もあるんじゃないだろうか。

しかし、「好き」だけでもダメで、やはり「この分野はわたしはやりやすい、わりとできる=得意」がなければ続かなかっただろう。

 

これってセミリタイアやFIREしたひとだけにあてはまることではなく、結局ひとりでなにかを仕事にしようと思うときってそうなんじゃないだろうか。

 

何が言いたかったかというと、独立して自分で、自分だけで仕事するその仕事って「好き」だけじゃ続かない。

自分の「得意」でもあること。そして「得意」だけでなく「好き」なことを仕事に。

 

と思った、たったそれだけの話なのです^^;

すでに独立して仕事をしているひとたちには「そんなこと、あたりまえ」と言われそうですが、いまさらひっかかったので文章にしてみました。

 

若いうち、早くから自分の「好き」を見つけて、それが「得意」と合致することに気づき、仕事にできたとしたらよりしあわせな人生だったかな?

いや、ずいぶん遅くなったけれど、いまは十分しあわせだと思う。

そんなに早くから見つけなくても寄り道してもいい。

寄り道が合わなかった、しんどかったとしてもそれはきっとなにかにつながっている、はず。

 

読んでいただきありがとうございましたm(_ _)m

 

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